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社会保険労務士・FP行政書士の宮腰です。物を書くのが好きで始めました。マイペースで投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

2025年1月18日土曜日

障害年金の更新手続きについて

こんにちは。
今回は障害年金の更新手続きについて書いてみたいと思います。

はい、
まず障害年金には『①永久認定』と『②有期認定』が有ります。

①の『永久認定』とは、定期的な『障害状態確認届(診断書)』(長いので以下、診断書と書きます)の提出が不要ということです。
手足の切断等の、今後も症状が変わらず定期的な障害状態の確認が必要ない場合に、認定されます。

②の『有期認定』とは、逆に定期的(1年~5年の年単位)な診断書の提出が必要ということです。

例を出しますと、私が3年の有期認定です。
そして今、更新手続きの真っ最中です。

ちなみに私は循環器系の病気で障害等級3級のため、上記①とは違い、定期的な症状の確認(障害等級に変更がないかの確認)が必要と、判断されたのだと思います。


では手続きについてですが、

1.日本年金機構から診断書と返送用封筒が送られてくる。
(大体誕生月の3ヶ月前ぐらい)
2.その診断書を、主治医に書いてもらう。
3.書いてもらった診断書を、返送用封筒で送り返す。

以上となります。

年金の請求時に比べると、物凄く簡単です。

但し、
診断書は、例えば8月生まれであれば6月1日~8月31日(誕生月以前3ヶ月)の期間の現症日のものが必要ですし、提出期限も誕生月の末日(上記8月生まれなら8月31日)ですので、機構から書類が届いたら、早め早めに対応しましょう。

診断書を書くために、特別な検査が必要になる場合も有りますし、提出期限に遅れたり、診断書に不備があると、年金の支払いが一時止まることも有ります。

思っている以上に提出期限は短いです。


最後に、この更新に伴う審査結果についてです。

私自身、実は自分自身の年金の更新は、今回が初めてです。
主治医の先生の話では、
「良くも悪くも現状維持で有り、この体の状態を長く続けることが大事」との事ですので、年金も現状維持かなぁと思っています。

また、成年後見業務に関連して、何度かこの更新作業を行っていますが、今のところ支給停止になった方はいらっしゃいません。

障害年金を受給するような病気、特に成年後見人を必要とするような病気は、中々治りません。


はい、最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは失礼致します。