こんにちは。
今回は『成年後見の終了原因』について書いてみたいと思います。
それでは書いてみます。
原因
① 被後見人本人の死亡
これは当然ですね。そして恐らく一番多い終了原因だと思われます。
なお後見人的には、本人が亡くなった後の処理が凄い大変だったりします。
② 本人の判断能力の回復
これは、実際には難しいかもしれません。
少なくとも、私の周囲では聞いたことがありません。
③ 後見人の死亡
これもやっぱり当然ですね。
この場合は、基本的には新たな後見人が選任されます。
④ 後見人の辞任
後見人の職務が続けられない正当な理由が必要であり、家庭裁判所の許可が必要です。
例えば、高齢とか病気とかです。
そして、辞任する後見人が、新たな後見人を見つけなければなりません。
これは、組織に属している職業後見人が有利かも知れません。
⑤ 後見人の解任
後見人に相応しくないと判断されたときは、家庭裁判所はその後見人を解任できます。
例えば、被後見人本人の財産の使い込みや、定期報告書を提出しない等です。
⑥ 成年後見人の欠格事由に該当した場合
これも色々ありますが、例えば、後見人が自己破産した場合等です。
はい。
成年後見活動は人対人ですから、色々なことが起こります。私も色々ありましたし、これからも色々あると思います。
ですが辞任するのは中々大変なため、基本的には、一度その方の成年後見人を受任した以上、最後まで自分で面倒を見る覚悟が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは失礼します。