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社会保険労務士・FP行政書士の宮腰です。物を書くのが好きで始めました。マイペースで投稿していきますので、よろしくお願いいたします。

2019年11月1日金曜日

夫婦仲が悪い家庭の子供の気持ち

こんにちは。😀

おじさんです。


今回はおじさんの経験と、

その時の気持ちを書いていきたいと思います。

あくまで、おじさんの個人的な意見です。

賛否はあると思いますが、
まあ人生色々ということで、
生温かい目で読んでいただければと思います。



まずおじさんは
『子供のための離婚』に賛成です。

理由を申し上げます。

その前に書いておきますが、おじさんは今のところ離婚は大丈夫みたいです。↓↓↓


これですから。愛されてます(⋈◍>◡<◍)。✧♡
すんごい小さい時の子供たち

ではでは、おじさんの実家(もうないけど)は、両親と、おじさん含めて子供3人の5人家族でした。
おじさんは一番上の長男です。妹と弟がいました。

で、両親の仲が非常に悪く、
いわゆる『家庭内別居』状態でした。

父親は酒癖が悪く、お酒を飲むと気が大きくなり、母親に手を挙げているところを何度も見ています。

なのでおじさんは、結婚してからは、お酒の飲みすぎには非常に気を使っています。

母親については、金遣いが荒く、ある日突然借金の督促状が家に届く始末です。

家計は父が管理してたため、おそらくお金が足りなくて、パートに出て、それでも足らずに借金したのでしょう。

家庭内別居というのを具体的に言うと、

自宅で両親は口を利きません。
たまにしゃべてもお互い敬語です。
ちなみにしゃべるのは、お金に関することだけです。

そして、御飯がなぜか二つ出てきます。
母親と父親が別々に作るからです。食べきれません。

↑↑↑これは子供たちには物凄い心理的負担になります。😰

ですからおじさんは、料理は一切しません。

そういえば父親は料理がビックリする位下手でした。
『食べられる食材から食べられない料理』を作りました。
なんの魔法でしょう。

母親は子供たちを残して何度か出て行ってますが、その間の御飯がつらかったです。二つ出てこないのはいいですが、あれは成長期にはよくないご飯でしたね。


母親は、出ていってからもちょくちょく帰ってきて(子供たちが心配だからだと言ってましたが)、いつの間にかまた一緒に5人で暮らしているというような状況でした。💬

そして、一緒に暮らし始めた当初はまあまあ仲は良いですが、またそのうち『家庭内別居』状態に戻るという繰り返しです。

そういえば母が亡くなった時に、
母が契約していたアパートの片づけをしました。

その時は実家に戻っていたため、誰もその部屋の存在を知らず、家賃が滞納状態になり、実家に連絡がきて、初めてわかりました。大変でした。

おじさんが高校生くらいになった時には、
『この人たち何やってるんだろう』と結構冷めた目で見てました。

子供の前で恥ずかしいですよね。

妹は3歳下👧、弟は5歳下👦なのですが、つらかったと思います。小学生ですから。

まあ当然ですが、二人とも、中学生になったらたまにしか行かないですよね。学校🏫

おじさんも実は、高校時代は結構学校休んでます。

そんな変な荒れた家に住んでればそうなります。


昼間誰も大人がいませんから。家に。

学校の事なんて、まともに話した記憶がありません。
両親と。

でも一つだけ良かったことは、兄弟仲は物凄く良かったです。
まあ両親があの状態ですから、兄弟で何とかするしかありません。

 そして面白いことに結局あの方たち、離婚しなかったんですよね。

一緒に裁判所に行ったとか言ってましたが。

まあもう両親いないので、その理由は聞けませんが。


両親は、おじさんが20台のころに亡くなりました。
先に母親が逝き、ほぼ1年後に父親が逝きました。


両親のお墓

仲が良いんだか悪いんだか、よくわかりません。

最終的には、なぜか一緒のお墓に入ってます。
うちの近所です。

 最後におじさんの気持ちとしては、
『子供たちに同じ思いをさせたくない』ということです。

兄弟で何度か話した記憶がありますが、いっそ離婚してくれたほうが良かったです。

今でもたまに聞くことがありますが、

『子供のために離婚しない』という言葉。

もちろん両親にはそれぞれ役割があるので(結婚して子供ができてわかりました)、できればしないほうが良いのかもしれません。


でも、おじさんの個人的な経験上、子供たちは『両親の不仲』を察し、両方に気を使いながら、どちらの味方になるべきか結構考えます。
その精神的負担たるやかなりのものです。
ましてやその状態で、一つ屋根の下に住むのは本当にきついです。

そんな気持ちに子供たちを追いやるくらいなら、両親が離れて暮らして、大人の関係でいてくれたほうが子供は楽だと思います。

実際おじさんは、ご飯は大変でしたが、母親が出ていってた時のほうが気持ち的に楽でした。

もちろん親権はどうするんだとか、慰謝料とか養育費とか色々あるでしょうが、子供たちには関係ありません。


第一に考えるべきは、子供たちの心理的負担を軽くすることだと思います。

ですからおじさんは、かみさん(神様)と仲が悪くなったときは、きっぱりと離婚します。

『親権者』も、かみさん(神様)にします。
間違いなくおじさんより、かみさん(神様)のほうが親としてふさわしいので。

これは結婚当初から伝えてあります。

かみさん(神様)も、うちの状況知ってましたから、そのことは了解しています。

自分が人の親になった今、両親への気持ちですが、感謝はしてません。綺麗ごとを言う気にもなりません。

ただ一つ、
「反面教師になってくれてありがとうです」

あの両親の血をひいてる以上、家族を不幸にしないように、両親と逆の事を、家庭ではしています。

そしてかみさん(神様)には、感謝の気持ちしかありません。


それでは🙋